事業承継の失敗を防ぐ!親族内承継でよくあるトラブル事例と財務コンサルが教える対策ポイント

事業承継の失敗を防ぐ!
親族内承継でよくあるトラブル事例と対策ポイント
はじめに
こんにちは。
行政書士で、財務コンサルタントの西澤です。
「会社は長男に継がせるつもりだから大丈夫」
「まだ元気だし、事業承継はもう少し先でいい」
そう考えていた結果、親族内承継が“最大の経営リスク”になるケースは、実は少なくありません。
親族内承継は、中小企業において最も一般的な事業承継の方法です。
一方で、感情・お金・経営権が複雑に絡み合い、
・親族間の対立
・後継者の孤立
・資金繰り悪化
といった深刻なトラブルに発展することもあります。
本記事では、財務の視点から見た「親族内承継でよくある失敗例」と、
円満かつ安全に事業承継を進めるための具体的対策を解説します。
親族内承継でよくある失敗例
① 後継者育成が間に合わない
- 経営ノウハウが属人化しており、十分に引き継がれていない
- 突然の病気・死亡により、準備不足のまま経営交代
- 「身内だから大丈夫」という思い込みで育成が後回し
👉 結果として、金融機関・従業員からの信用低下につながるケースもあります。
② 親族間の対立が表面化する
- 相続分・株式配分をめぐる争い
- 承継後も先代が経営に口出ししてしまう
- 遺産分割協議が長期化し、意思決定が止まる
👉 親族トラブルは、経営のスピードと現場の士気を一気に下げます。
③ 財務・税務面の準備不足
- 相続税の納税資金が確保できない
- 株価評価が高く、後継者に過大な負担がかかる
- 承継をきっかけに資金繰りが悪化する
👉 「事業は黒字なのに、承継で会社が苦しくなる」
これは財務設計不足が原因であることがほとんどです。
④ 事業承継計画が存在しない
- 具体的なスケジュールが決まっていない
- 法律・税務の知識不足で手続きが後手に回る
- その場しのぎの判断が積み重なる
👉 事業承継は「イベント」ではなく、長期プロジェクトです。
円満な親族内承継を実現するための対策
① 早期準備と計画がすべての土台
- 後継者育成は5年〜10年スパンで考える
- 正確な事業評価を行い、財産分与の基準を明確に
- 相続税・納税資金を見据えた財務対策
- 事業承継計画書の作成と共有
👉 特に重要なのが、数字で見える承継計画です。
② 親族間のコミュニケーションを「仕組み化」する
- 定期的な話し合いの場を設ける
- 承継後の役割分担を明確にする
- 第三者(専門家)を交え、中立的に整理する
👉 身内だからこそ、第三者の存在が冷静さを保ちます。
③ 従業員・金融機関への配慮も忘れない
- 事業承継の方針を段階的に共有
- 新体制への不安を解消する説明
- 金融機関との関係維持・再構築
👉 事業承継は「社内外を含めた経営の引き継ぎ」です。
まとめ|
親族内承継こそ「財務設計」が成否を分ける
親族内承継は、うまく進めば企業の理念・文化を守りながら成長できる承継方法です。
しかし準備を怠ると、家族・会社・お金すべてに深刻な影響を及ぼします。
特に重要なのは、
- 事業価値の把握
- 承継後の資金繰り
- 相続税・株式対策
これらを感覚ではなく、数字で設計することです。
財務の専門家として、事業承継をトータルでサポートします
当事務所では、財務コンサルタントとして
「揉めない」「苦しくならない」「次世代が経営に集中できる」
事業承継を支援しています。
対応内容の一例
- 事業承継計画書の作成支援
- 親族間の話し合い整理・論点整理
- 事業価値評価・財務シミュレーション
- 相続・承継を見据えた資金繰り対策
【無料相談受付中】
「まだ先の話だが、何から始めればいいかわからない」
「親族内で揉めそうで不安」
そんな段階でも問題ありません。
早めの相談が、最大のリスク回避策です。
以下に、事業承継に関する参考情報をご紹介します。
- 中小企業庁「事業承継ポータルサイト」: https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/index.html
- 一般社団法人日本M&Aセンター「事業承継のすべて」: https://www.nihon-ma.co.jp/business-succession/
当事務所では、
これから事業を始める方の
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