損益分岐点売上高の求め方|資金繰り改善に欠かせない“黒字ライン”を簡単に把握する方法

🏢 損益分岐点売上高の求め方|
資金繰り改善に欠かせない“黒字ライン”を簡単に把握する方法
こんにちは。
行政書士で、資金繰り改善の財務コンサルタント、西澤です。
会社の経営をしていると、
「いくら売れば黒字になるのか?」
「どのくらい売上を上げれば安心できるのか?」
このような疑問を持つ方は多いと思います。
その答えを教えてくれるのが、損益分岐点売上高です。
これは、もうけがプラスでもマイナスでもない、いわゆる“トントン”になる売上高のこと。
このラインを超えれば黒字、下回れば赤字――つまり、経営の安全ラインとも言える数字です。
■ 損益分岐点売上高はこうして計算します
損益分岐点売上高は、次の式で簡単に求められます。
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率
- 固定費:売上に関係なく発生する費用(家賃・人件費など)
- 限界利益率:売上高1円あたりの利益(売上高 − 売上原価) ÷ 売上高
たとえば、固定費が100万円、限界利益率が50%の場合、
100万円 ÷ 0.5 = 200万円
となり、200万円以上の売上で黒字化できるということになります。
■ 損益分岐点を知ると、経営の“見える化”が進む
損益分岐点売上高を把握することで、経営の意思決定がグッと明確になります。
- ✅ 黒字化に必要な最低限の売上がわかる
- ✅ 目標利益を達成するための売上が明確になる
- ✅ 費用削減や値上げの効果を数値で確認できる
- ✅ 経営計画の精度が上がり、資金繰りが安定する
「なんとなく」で経営を続けるより、「数字で判断」することで、会社の方向性が見えてきます。
■ 資金繰り改善は、数字を“味方”にすることから
「売上はあるのに、なぜかお金が残らない」
「黒字なのに、資金繰りが苦しい」
こうした悩みの多くは、損益分岐点を見誤っていることが原因です。
まずは、自社の損益分岐点を正しく把握し、
資金の流れを可視化することから始めましょう。
💬 偉人の言葉
「測定できないものは、改善できない。」
― ピーター・ドラッカー(経営学の父)
数字を知ることが、改善の第一歩です。
■ 資金繰り改善のご相談はお任せください
当事務所では、中小企業・個人事業主の資金繰り改善サポートを専門に行っています。
損益分岐点の分析から、具体的な改善策の立案まで、わかりやすく丁寧にサポートいたします。

当事務所では、
これから事業を始める方の
創業融資支援
中小企業・個人事業者の
資金繰り改善サポート
を行っております。
「数字が苦手で、資金繰りのことを後回しにしている」
そんな方こそ、今が改善のチャンスです。
気軽にご相談いただける「30分無料オンライン相談」も実施中です
「資金繰りに少し不安があるけど、誰に相談していいかわからない…」
そんな方のために、30分の無料オンライン相談をご用意しています。
売上や借入の状況をお伺いしたうえで、現在の財務体質や改善の方向性をアドバイスいたします。
無理な営業は一切いたしませんので、お気軽にお申込みください。
行政書士には厳格な守秘義務がありますので、安心してご相談いただけます。
資金繰り・融資に役立つ情報も発信中!
当事務所の公式サイトでは、資金繰り改善や創業融資に関する役立つ情報を随時更新中です。


