「融資審査で見られる“人間力”とは? ― 日本政策金融公庫が重視する“経営者の資質”4つのポイント」

書類だけじゃ通らない!
融資審査で差がつくのは“数字”より“人”だった
こんにちは、行政書士で資金繰り改善の財務コンサルタント西澤です。
創業融資のご相談を受けていると、「このビジネスなら、数字は問題ないと思うんですが…」という声をよく耳にします。
しかし、実際に日本政策金融公庫の審査で重視されるのは、「事業計画書」や「自己資金」だけではありません。
もう一つ、非常に重要な視点があるのをご存じでしょうか?
それが、「ひと(=経営者)」という評価軸です。
◆ 日本政策金融公庫が見る「経営者の資質」とは?
公庫が公式に公表しているわけではありませんが、面談や審査の現場で見られているポイントとして、次の4つが非常に重要です。
1. 信頼性 ― 正直であるか
融資は、「この人にお金を預けて大丈夫か?」という信頼関係のうえに成り立ちます。
特に公庫のような政府系金融機関は、“信義則”を重んじます。
「ちょっとくらい大丈夫」と、経費の架空計上や、自己資金の見せ金をしてしまうと、信頼は一瞬で崩れます。
2. 謙虚さ ― 他人の意見を聴く姿勢はあるか
創業者の多くは情熱にあふれています。
ですが、「人の意見に耳を貸さない頑固者」は評価されません。
なぜなら、融資後も税理士やコンサルタントなど周囲の支援者と連携しながら、柔軟に経営を見直す姿勢が求められるからです。
3. 決断力・責任感 ― 決断が早く、責任を取れる人か
面談では、過去の仕事の判断や、困難への対応が問われることもあります。
「言い訳が多い」「責任を他人に押し付ける」といった印象を与えると、事業の継続性に疑問を持たれるリスクがあります。
たとえ失敗していても、それをどう糧にしたかを語れる人は、高く評価されます。
4. 係数観念 ― 数字に向き合えているか
これは意外と見落とされがちなポイントですが、「自分の言葉で、決算や見通しを説明できるか」は非常に重要です。
「数字は全部、税理士さんにお任せです」では、経営の責任者としての説得力に欠けてしまいます。
簡単な損益の仕組み、資金繰りの感覚を、自分の言葉で語れるよう準備しましょう。
◆ 経営者として「見られている自分」を意識しよう
事業計画書の“内容”に加えて、“あなた自身”が審査されているという意識を持つことで、面談への臨み方も変わってきます。
数字や書類の整備だけでなく、日頃の姿勢や考え方を、しっかり言語化できるように準備しておくことが、融資成功のカギとなるのです。
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