棚卸額は適正でなければならない!資金繰り改善の落とし穴とは?

こんにちは。行政書士で、財務コンサルタントの西澤です。
今回は「棚卸額(在庫額)」について、数字が苦手な経営者の方でも分かりやすくお話しします。


そもそも棚卸額とは?

棚卸額とは、会社が保有している商品・材料・仕掛品などの在庫をお金に換算したものです。
決算書に載る「資産」のひとつであり、利益計算にも直結します。

在庫が多ければ「資産が多い会社」と見えますが、実際には売れていない商品が倉庫に眠っているだけのケースも少なくありません。


棚卸額が適正でないとどうなる?

  1. 利益が実態よりも大きく見える
     売れていない在庫を「資産」として残していると、原価が減り、利益が大きく計上されます。
     つまり、帳簿上は黒字でも、実際の資金繰りは苦しい…というズレが発生します。
  2. 金融機関の評価が下がる
     銀行は「在庫が過大でないか」をチェックします。
    売れる見込みのない在庫を大量に抱えていると、資金化できない資産と判断され、融資審査でマイナスに働くことがあります。
  3. キャッシュフローを悪化させる
     在庫にお金が寝てしまい、仕入代金や経費の支払いに充てられない状況に。
    これが続けば、いくら売上があっても資金繰りが悪化してしまいます。

偉人の言葉から学ぶ

「在庫は利益を殺す」──これは経営学者ピーター・ドラッカーの言葉です。
在庫は一見「資産」に見えますが、動かなければ現金を奪う存在になります。
まさに、棚卸額の適正管理が経営の生命線であることを示しています。


よくある落とし穴

  • 「いつか売れるはず」と処分できない古い在庫を抱えている
  • 実際よりも高めに棚卸額を見積もっている
  • 現場任せで在庫管理のルールが曖昧になっている

こうしたケースでは、決算書に映る数字と現金の動きがかけ離れてしまうのです。


資金繰り改善のためにできること

  1. 定期的に実地棚卸を行う
     机上の数字ではなく、現物を確認することが大切です。
  2. 回転率を意識する
     在庫がどれだけのスピードで売れているか(棚卸資産回転率)をチェックするだけで、資金繰り改善のヒントが見えます。
  3. 売れない在庫は早めに処分する
     値引き販売してでも現金化する方が、資金繰りにプラスになります。

まとめ

棚卸額は「利益の数字」を左右し、さらに「資金繰り」や「金融機関の評価」に直結する重要なポイントです。

在庫が実態に合っていなければ、経営判断を誤るリスクが高まります。
ぜひ、自社の棚卸額が本当に適正かどうかを一度チェックしてみてください。


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