債務超過に要注意!融資審査でどう見られるのか?

こんにちは。行政書士で、資金繰り改善の財務コンサルタント、西澤です。
今回は「債務超過」について、特に金融機関の融資審査でどう評価されるのかをお伝えします。
債務超過とは?
債務超過とは、会社の財産(資産)よりも借金(負債)の方が多い状態を指します。
つまり、帳簿上「純資産」がマイナスになっている状態です。
例:
- 資産 5,000万円
- 負債 6,000万円
→ 純資産 ▲1,000万円 → 債務超過
この状態は、金融機関から見ると「返済に必要なお金を会社自身で用意できない体質」と評価されます。
融資審査での評価
金融機関は、融資を判断する際に「この会社にお金を貸して返ってくるのか?」を第一に考えます。
債務超過の会社は、次のように見られる傾向があります。
- 信用力が低下する
返済原資が不足していると判断され、融資を断られる可能性が高くなります。 - 借りられても条件が厳しくなる
保証人や担保を強く求められたり、金利が高めに設定されることがあります。 - 再建計画の提出を求められる
「どのように債務超過を解消するのか?」という改善計画を提示しなければなりません。
債務超過からの脱出の第一歩
債務超過は「赤信号」ですが、改善の道がないわけではありません。
- 利益を積み重ねて純資産をプラスに戻す
- 増資によって自己資本を増やす
- 不要な資産を処分して負債を圧縮する
といった方法で、少しずつ健全な財務体質に戻すことが可能です。
経営者へのメッセージ
「債務超過だからもう終わりだ…」と思う必要はありません。
大切なのは、金融機関から「改善の意思と具体的な行動」が見えることです。
松下幸之助の言葉に、
「失敗の多くは、失敗を恐れるあまり、行動しなかったことから生じる」
というものがあります。債務超過も同じで、放置するのが一番危険です。
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