「売上原価の計算式をやさしく解説!『期首棚卸+仕入-期末棚卸』がスッと分かる入門ガイド」

売上原価の計算式をやさしく理解する

~期首棚卸高+当月仕入高-期末棚卸高
の意味とは?~

こんにちは。
行政書士・財務コンサルタントの西澤です。

「売上原価ってどうやって計算するの?」
「式は聞いたことあるけど、正直ピンとこない…」

そんな経営者の方も多いのではないでしょうか。

実は、売上原価は“お金の流れを形にしたもの”です。
数字の意味をイメージできるようになると、利益の見え方がガラリと変わります。


1. 売上原価とは?

まず、売上原価とは

売上をつくるために実際に使った仕入コスト

のことです。

飲食店なら食材
小売業なら仕入商品
製造業なら材料費

といったイメージです。


2. 売上原価の計算式

売上原価は次の式で計算します。

期首棚卸高 + 当月仕入高 - 期末棚卸高

これを分解すると…

  • 期首棚卸高
    = 月初の在庫(スタート時点で残っていた商品)
  • 当月仕入高
    = 今月新しく仕入れた商品
  • 期末棚卸高
    = 月末に残っている在庫

つまり、

「使えた商品全体」から「まだ残っている分」を引いたもの=今月売るために使われた分

これが売上原価です。


3. 図でイメージするとこうなります

■今月使える商品は

スタートの残り + 今月仕入れた分

■でも

全部売れたわけではなく
月末にもまだ残っている

■だから

残っている分を除くと
=実際に売上に使われた分


4. 具体例で考えてみましょう

●今月の状況

項目金額
期首棚卸高(スタート時の在庫)100万円
当月仕入高200万円
期末棚卸高(月末在庫)80万円

これを式に入れると…

100万円+200万円-80万円=220万円

この220万円が売上原価となります。


5. なぜ「期末棚卸高」を引くの?

ここが最大のポイントです。

在庫は「まだ売っていない」から

在庫は
✔ まだお客様に渡っておらず
✔ 売上にもなっていません

→ つまり
費用として計上するのはまだ早い

だから

あとで売る分=期末在庫
は費用から除外します。


6. 売上原価が分かると、何が良いのか?

① 原価率が見える

原価率=売上原価 ÷ 売上高

例えば
売上 500万円
原価 220万円なら

原価率=44%

「だいたい売上の半分近くが仕入に消えてるんだな」
と把握できます。


② 利益改善のヒントが見える

原価率が高い →
✔ 値引きしすぎ?
✔ ロスが多い?
✔ 仕入条件が悪い?

などの仮説が立てられます。


7. よくある勘違い

「今月仕入れた分=原価」ではありません

例えば
仕入を増やして在庫が増えただけなら
原価は増えていないのに
仕入だけ見て「儲かっていない」と勘違いするケースがあります。

棚卸が大切なのはこのためです。


8. 数字が苦手でも、この感覚だけ掴めばOK

使った分だけが原価
残っている分は在庫

この感覚があれば十分です。


9. 最後に:棚卸は経営の健康診断

棚卸をしていない会社は

  • 原価が正しく計算されない
  • 利益も正しく見えない
  • 銀行からの評価も悪くなる

というリスクがあります。

棚卸=数字の整備
と言っても良いでしょう。


まとめ

売上原価の計算式

期首棚卸高+当月仕入高-期末棚卸高

とは、

今月売るために実際に使った商品コストを算出する式

でした。

数字が苦手でも
「在庫は使っていないから原価じゃない」
この一点だけ覚えていただければOKです 😊

当事務所では、
これから事業を始める方の
創業融資支援

中小企業・個人事業者の
資金繰り改善サポート
を行っております。

「数字が苦手で、資金繰りのことを後回しにしている」
そんな方こそ、今が改善のチャンスです。

 お気軽にご相談ください。


資金繰り改善のご相談はこちらから

 初回ご相談は無料です。お気軽にどうぞ。


気軽にご相談いただける「30分無料オンライン相談」も実施中です

「資金繰りに少し不安があるけど、誰に相談していいかわからない…」

そんな方のために、30分の無料オンライン相談をご用意しています。

売上や借入の状況をお伺いしたうえで、現在の財務体質や改善の方向性をアドバイスいたします。
無理な営業は一切いたしませんので、お気軽にお申込みください。

行政書士には厳格な守秘義務がありますので、安心してご相談いただけます。

 [無料相談のご予約はこちらへ]

資金繰り・融資に役立つ情報も発信中!

当事務所の公式サイトでは、資金繰り改善や創業融資に関する役立つ情報を随時更新中です。

 資金繰り改善・融資支援の最新情報はこちらから

📩 無料相談はこちらからお気軽にどうぞ。