創業融資の面談で必ず聞かれる「創業の動機」とは?審査に通る答え方と失敗例

創業融資の面談で必ず聞かれる「創業の動機」とは?

こんにちは。
行政書士で、創業融資支援専門の財務コンサルタント、西澤です。

創業融資の面談において、ほぼ100%の確率で聞かれる質問があります。
それが 「なぜ、この事業を始めようと思ったのですか?」 という質問です。

一見、雑談のように聞こえるかもしれませんが、実は融資審査において 非常に重要な質問 です。
なぜなら、創業の動機には、経営者の覚悟や継続性、そして将来性がすべて表れるからです。


「儲かりそうだから」「場所が空いたから」では通らない理由

面談では、この質問に対して無意識にこう答えてしまう方が少なくありません。

  • 「利益率が良さそうだったので」
  • 「ちょうど良い物件が見つかったので」
  • 「前職の付き合いで声がかかったから」
  • 「副業の延長線上で」

しかし、こうした回答では 金融機関は安心できません

金融機関は、融資をする相手が

・本気でこの事業を成功させる覚悟があるのか

・苦難があっても継続できる強い理由があるのか

を確認しようとしているからです。

「儲かりそうだから」という理由だけでは、
状況が悪化したときにすぐ撤退してしまうのではないか?
と疑われ、融資は通りにくくなります。


創業の動機は「ストーリー」で語る

理想的な創業動機は、過去の経験や想いがつながっているストーリー です。

例1:飲食店を開業する場合

  • 前職で10年間料理人として働き、多くの常連さんに支えられた経験から、
    自分の店で地域の人に喜ばれる場所を作りたいと思った。
  • 体調を崩した家族のために健康を意識した料理を研究し、その価値を広めたい。

例2:エステサロンを開業する場合

  • かつて自分自身が肌トラブルで悩み、救われた経験があり、同じ悩みの女性を支えたい。
  • 前職でエステサロンの店長として実績を積み、独立を望む常連のお客様もいる。

このように、想いと経験、そして実績がつながっていれば、
事業の継続性と実現性を強くアピールできます。


面談で伝えるべき3つのポイント

創業動機は、次の3点を意識してまとめると、説得力が増します。

① 過去:その想いを持つようになったきっかけ

② 現在:これまでの経験や実績、準備状況

③ 未来:誰をどう幸せにしたいのか、事業のビジョン

この構成で語ることで、
金融機関は「この人なら成功させそうだ」と感じてくれます。


まとめ

創業の動機は、融資担当者が最も重視するポイントの一つです。

『儲かりそうだから』ではなく、
生きたストーリーで語ること。

それが、融資担当者の心を動かし、
創業融資を勝ち取る大きな力になります。

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