銀行はここを見る!損益計算書で重視される“営業利益”の本当の意味

銀行はここを見る!
損益計算書で重視される
“営業利益”の本当の意味
こんにちは、行政書士・財務コンサルタントの西澤です。
私は中小企業や個人事業主の皆さまを対象に、資金繰り改善や融資支援のご相談を日々お受けしています。
今回は、金融機関が損益計算書で特に注目する「営業利益」についてお話しします。
■ なぜ銀行は「営業利益」に注目するのか?
金融機関が融資を審査する際、損益計算書を確認するのは当然ですが、特に営業利益を重視するのには理由があります。
営業利益とは、会社の本業からどれだけ利益を出せているかを示す数字。
つまり、売上から売上原価、販売費・一般管理費などを差し引いた「事業活動の実力」です。
✅ 一時的な収益ではごまかせない
営業利益は、たとえば土地の売却益や助成金などの臨時的な収益を含みません。
だからこそ、金融機関はこの数字を見て「この会社は本業でしっかり利益を出せているか?」を判断しているのです。
■ 営業利益が赤字だとどうなる?
仮に最終的な「当期純利益」が黒字だったとしても、営業利益が赤字の場合は注意が必要です。
なぜなら、
👉 本業が赤字 = 安定的なキャッシュフローが見込めない
と判断され、融資審査で不利になる可能性があるからです。
■ 実際の融資現場でも…
私が関わったある中小企業のケースでは、
決算書上の最終利益はわずかに黒字でしたが、営業利益は大きくマイナス。
この状況では、金融機関から「本業の採算性に課題がある」と指摘され、融資額を希望より大きく減らされてしまいました。
■ 営業利益を改善するには?
まずは、売上総利益(粗利)と販管費のバランスを見直すことが重要です。
- 売上は伸びているのに営業利益が出ない → 販管費がかかりすぎている可能性
- 営業利益が薄い → 粗利率が低すぎる or 過剰な割引販売 etc.
利益構造を正しく分析すれば、営業利益は改善できます。
しかし、自社だけでの判断が難しいという声も多く聞きます。
■ まずは気軽にご相談ください
私は、決算書の読み解きから、改善施策の提案、金融機関とのやり取りサポートまで、一貫してご支援しています。
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