キャッシュ・コンバージョン・サイクルとは?

資金繰り改善のカギを握る指標をやさしく解説
資金繰りが苦しい原因、見えていますか?
「売上はあるのに、なぜかお金が足りない」
「銀行の返済も、仕入れの支払いもギリギリ…」
そう感じている経営者の方は少なくありません。
その原因、多くの場合「キャッシュの流れを見ていない」ことにあります。
こんにちは、行政書士で資金繰り改善の財務コンサルタント西澤です。
本日は、資金繰りを改善するために必須の指標「キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)」について、初心者の方にもわかりやすく解説します。
CCCとは?
3つの数字で分かるお金の流れ
CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)とは、「お金が出てから戻ってくるまでの日数」を表す指標です。
このサイクルを把握することで、
「いま、どこで資金が詰まっているのか?」が見えてきます。
CCCは以下の3つの要素で構成されます。
① 棚卸資産回転期間(在庫をどれだけ持っているか)
在庫を仕入れてから、商品として販売するまでの日数。
→ 在庫が多すぎると資金が寝てしまいます。
② 売上債権回転期間(売掛金がいつ回収できるか)
売上が立ってから、実際に現金が回収されるまでの日数。
→ 回収が遅いと、資金繰りは一気に悪化します。
③ 仕入債務回転期間(支払いをどれだけ待ってもらえるか)
仕入先への支払いまでの猶予日数。
→ 支払を遅らせることができれば、その分手元資金が潤います。
計算式はこうなります
CCC = ①在庫日数 + ②売掛金回収日数 − ③買掛金支払日数
この数値が短ければ短いほど、資金繰りが楽になります。
逆に長くなると、資金が滞留し、会社はどんどん苦しくなっていきます。
実際の改善事例:
CCCを短縮して資金繰りが安定!
ある製造業の中小企業様では、
・在庫を40日 → 25日へ圧縮
・売掛金回収を60日 → 45日へ短縮
・仕入支払いを30日 → 45日に延長交渉
その結果、CCCが70日 → 25日に改善し、
常に約1ヶ月分の運転資金に余裕が生まれました。
このように、CCCの見直しは、即効性のある資金繰り改善策です。
CCCを把握していない経営は、地図なしで山登りをしているようなもの
売上や利益だけを見ていても、資金の流れはつかめません。
とくに黒字倒産が増える今の時代、キャッシュ・コンバージョン・サイクルは、資金繰りの「見える化」に欠かせないツールです。
CCC改善の第一歩は、「現状の把握」から
「うちのCCCって何日くらいなんだろう…?」
「改善したいけど、どこから手をつければいいかわからない」
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まとめ
- CCCは「お金が戻るまでの日数」を示す重要指標
- 在庫・売掛金・買掛金のバランスで資金繰りが大きく変わる
- 改善には現状把握→戦略的な対応が必要
CCCを見直すことは、「資金繰りのクセを治す」こと。
根本的な体質改善につながります。
ぜひ一度、あなたの会社のCCCをチェックしてみてください。
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