その仮払金、本当に大丈夫?放置すると危険な落とし穴

その仮払金、本当に大丈夫?
放置が金融機関の信用を損なう“危険な落とし穴”
こんにちは、行政書士で資金繰り改善の財務コンサルタント西澤です。
「仮払金?一応ちゃんと記帳してるし、そこまで問題じゃないよ」
もしそう思っていたら、金融機関からの評価が下がるリスクに気づいていないかもしれません。
仮払金――本来は一時的な支出で、後から精算されるはずのもの。
しかし、「一時的」のはずが長期間放置されていませんか?
この“ちょっとした放置”が、資金繰りだけでなく、金融機関からの信用を大きく損なう要因になるのです。
なぜ仮払金が信用を落とすのか?
金融機関は決算書や試算表から、会社のお金の流れや経営管理のレベルをチェックしています。
その中で、以下のような項目に該当すると、評価が下がる原因になります。
- ✅ 仮払金が高額、または複数残っている
- ✅ 数ヶ月〜数年、精算されていない仮払金がある
- ✅ 誰に支払ったのか、何のためかが不明瞭
金融機関の見方:「この会社、資金管理が甘いのでは?」
仮払金の多さや処理のずさんさは、資金管理能力の低さを疑われる直接的な材料になります。
特に融資審査やリスケの相談の場面では、
「他にも見えていない負債があるのでは?」
「この会社は内部統制が甘い。貸し倒れリスクがあるかも」
といった判断をされることも。
これは、融資額の減額や金利条件の悪化、最悪の場合は融資不可につながる可能性もあります。
実際にあった事例:
仮払金が融資審査に影響したケース
ある製造業の企業様では、従業員や役員への仮払金が長年精算されず、合計で数百万円がBS上に残っていました。
新たな設備投資のために運転資金を借入申請したところ、金融機関からはこう指摘されました。
「この仮払金、実質的には回収不能では?
実態として資金が目減りしてると見ます。」
結果、希望額の7割に減額され、利率も上がる条件となってしまいました。
この企業では、その後仮払金の精算ルールを徹底し、資金の透明性を改善することで次回の融資では評価が回復しました。
仮払金、放置しないための3つの対策
- 仮払発生時の記録を明確にする(目的・使用者・金額)
- 1ヶ月以内の精算ルールを設定し、徹底する
- 長期未精算分は経営者判断で調査・処理を即断する
これを日常業務で回せる仕組みにすることが何より重要です。
✅ 仮払金の見直しで「融資に強い会社」へ
当事務所では、仮払金・未収金・貸付金など、“金融機関が嫌う”資産科目の整理を支援し、
融資審査での評価を高める財務体制づくりをサポートしています。
資金繰りに、もし少しでも不安を感じたら、迷わず当事務所にご相談ください。
資金繰り改善は、早めの対応が肝心です。
✅気軽にご相談いただける「30分無料オンライン相談」も実施中です。
初回相談は無料です。
現状の資金繰りの悩みや課題、今後の目標などをじっくりとお聞かせください。
秘密は厳守いたしますので、安心してご相談いただけます。
行政書士は、法律で厳格な守秘義務を負っています。
資金繰りの不安から解放され、経営者としてイキイキと仕事に取り組む未来を、私たちと一緒に実現しませんか?
今すぐ下記よりお気軽にお問い合わせください。
行政書士西澤事務所は、中小企業の皆様が安心して経営に取り組めるよう、全力でサポートいたします。
nishizawajimusyo@gmail.com
あなたの企業の成長を、私たちが全力でサポートいたします。
また、当事務所のウェブサイトでは、資金繰り改善や融資に関する様々な情報を発信しておりますので、ぜひご覧ください。
貴社の資金繰り改善を全力でサポートさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。