知らないと損する!抵当権と根抵当権の基本と違い

知らないと損する!
抵当権と根抵当権の基本と違い

こんにちは、行政書士で資金繰り改善の財務コンサルタント西澤です。

資金調達の場面で、「抵当権」や「根抵当権」という言葉を耳にしたことはありませんか?
どちらも「担保」に関する権利ですが、その仕組みや意味を正しく理解していないと、将来的に思わぬリスクを抱えてしまうこともあります。

今回は、経営者の方事業主の方に向けて、抵当権と根抵当権の違いをわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、「うちはどちらを使っているのか?」「万が一のときにどうなるのか?」が見えてきます。


そもそも「抵当権」とは?

抵当権とは、融資を受ける際に銀行などの金融機関が担保として設定する権利のことです。
たとえば、自社ビルや土地などを担保にしてお金を借りるとき、その物件には抵当権が設定されます。

ポイントは、特定の借入(1回の融資)に対して設定されること。
つまり、その借金を返済すれば抵当権も消える、という仕組みです。


一方、「根抵当権」とは?

根抵当権は、将来発生する複数の借入に対してまとめて担保設定できる権利です。

金融機関としては、「何度も借入を繰り返す取引先」との関係性において、毎回抵当権を設定・抹消する手間を省くために使われます。

たとえば…

  • 「運転資金で今月300万円、来月さらに200万円」
  • 「短期借入を繰り返すビジネスモデル」
    こういったケースでは、根抵当権が設定されていることがよくあります。

抵当権と根抵当権の違いをざっくり表にまとめると

項目抵当権根抵当権
対象となる借入1回ごとの借入継続的な取引に基づく複数の借入
債権額の確定最初から決まっている将来の借入も含めて、後で確定
抹消のタイミング借金を完済すれば抹消「元本確定」をしてから抹消
設定の目的単発の融資継続的な資金取引の管理

なぜ「知らないと損する」のか?

根抵当権には「元本確定」という手続きがあります。
これは「もうこれ以上借入しません」と金融機関と合意して、根抵当権の対象範囲を確定させる作業です。

これを忘れていると、完済したつもりでも担保が外れていない!という事態になることがあります。
また、新たな融資を別の銀行で受けたいときに、「担保が使えない」「他行に取られている」と言われることも…。


担保の見直しは、資金繰り改善の第一歩

担保の設定状況や契約内容を把握しておくことは、
今後の資金調達戦略においてとても重要です。

  • 「うちの担保はどちらのタイプ?」
  • 「他行からの借入も検討しているけど影響ある?」
  • 「完済しているのに抹消されていない担保がある気がする…」

そんなときは、財務の専門家に相談することをおすすめします。


まずは現状の把握から始めましょう

抵当権と根抵当権の違いを知っておくだけで、
今後の資金調達や銀行との交渉の際に大きなアドバンテージになります。

担保の状態を正しく把握しておくことは、資金繰り改善の基本です。


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