金融機関が本当に見ている「事業性評価」とは?資金繰り改善につながる融資判断のポイント

金融機関の融資における「事業性評価」とは?

― 資金繰り改善の鍵は“数字以外”にある ―

はじめに

こんにちは。
行政書士で、資金繰り改善専門の財務コンサルタント、西澤です。

「決算書の数字が悪いから、融資は難しいですね」
以前は、金融機関の融資判断といえば、こうした過去の数字中心の評価が主流でした。

しかし近年、金融機関が重視しているのが、
「事業性評価」という考え方です。

資金繰り改善の現場でも、この事業性評価を理解しているかどうかで、
融資の通りやすさが大きく変わるケースを数多く見てきました。


事業性評価とは何か?

事業性評価とは、
決算書や担保・保証に過度に依存せず、事業そのものの将来性や持続性を評価する融資判断の考え方です。

具体的には、

  • その会社は「何で儲けているのか」
  • なぜ、その事業は続いてきたのか
  • 今後も、キャッシュを生み続けられるのか

こうした事業の中身を重視します。


金融機関が事業性評価で見ている主なポイント

事業性評価は抽象的に聞こえますが、金融機関が見ているポイントは、実はかなり整理されています。

① ビジネスモデル(儲けの仕組み)

  • 誰に、何を、どのように提供しているのか
  • 売上は一過性ではなく、継続性があるか
  • 価格競争に巻き込まれにくい構造か

👉 「なぜ利益が出るのか」を説明できるかが重要です。


② 強み・競争優位性

  • 技術力、ノウハウ、立地、人材、取引先との関係
  • 他社が簡単に真似できない要素があるか

👉 数字が多少弱くても、
「この会社なら立て直せる」と思わせる材料が評価されます。


③ 経営者の考え方・実行力

  • 経営者自身が事業を理解しているか
  • 課題を把握し、改善策を語れるか
  • 過去の失敗から学び、行動しているか

👉 事業性評価では、
経営者=事業そのものと見られることも少なくありません。


④ 将来の見通し(事業計画)

  • 売上・利益・キャッシュフローの見通し
  • 計画の前提が現実的か
  • 数字に「根拠」があるか

👉 立派な計画書よりも、
「説明できる計画」が評価されます。


⑤ キャッシュフローの回り方

資金繰り改善の視点で、最も重要なのがここです。

  • 本業でキャッシュが回っているか
  • 借入返済の原資が本業から生まれているか
  • 売掛金・在庫・支払条件に無理はないか

👉 金融機関は
「返済できるか」ではなく「返済が自然にできるか」を見ています。


なぜ今、事業性評価が重視されているのか?

背景には、

  • 中小企業の担保・保証余力の低下
  • 事業承継・業種転換の増加
  • 金融機関自身の目利き力向上の必要性

があります。

つまり、
「数字が悪い=即NG」ではなくなっているのです。


資金繰り改善において事業性評価をどう活かすか

資金繰りが厳しい会社ほど、
「決算書をどう見せるか」ばかりに意識が向きがちです。

しかし、実務では次の順番が重要です。

  1. 本業でキャッシュが残る構造になっているか
  2. どこに問題があり、どう改善するのか
  3. その結果、資金繰りはどう変わるのか

これを言葉と数字の両方で説明できる状態を作ることが、
事業性評価に基づく融資につながります。


財務コンサルタントの役割

財務コンサルタントの役割は、
単に「融資を通す書類を作ること」ではありません。

  • 事業の強みを言語化する
  • キャッシュフローの改善ポイントを明確にする
  • 金融機関と同じ視点で事業を整理する

これによって、
金融機関に“伝わる事業性評価”を形にすることが重要です。


まとめ

金融機関の融資における事業性評価とは、

  • 過去の数字ではなく
  • 事業の中身と将来のキャッシュフローを見る考え方

です。

資金繰り改善においては、
「お金を借りられる会社」よりも「お金が自然に回る会社」を目指すこと。

そのプロセスそのものが、
結果として金融機関からの評価を高め、
安定した融資につながっていきます。

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