数字が苦手でも大丈夫!損益計算書の読み方入門

数字が苦手でも大丈夫!
損益計算書の読み方入門

「売上は上がっているはずなのに、なぜかお金が残らない…」
「税理士に全部任せてるけど、本当はよくわかってない…」

そんな風に感じたことはありませんか?

こんにちは。行政書士で資金繰り改善を専門とする財務コンサルタントの西澤です。
今回は、数字が苦手な中小企業の経営者さんでも安心して読める「損益計算書の超入門記事」をお届けします。


そもそも、損益計算書ってなに?

損益計算書(PL)は、会社が「一定期間にどれだけ儲けたか」を表す書類です。
売上や経費、利益などがまとめられていて、「会社の成績表」と呼ばれることもあります。


最初に見るべきはこの3つの数字

損益計算書にはたくさんの項目がありますが、最初からすべて理解する必要はありません。

まずは、この3つの「利益」を押さえましょう。


① 売上総利益(粗利)

売上高 − 売上原価 = 売上総利益

たとえば、100円で仕入れた商品を150円で売った場合、売上総利益は50円。
つまり、「売った商品やサービスからいくら“儲け”が出たか」を表します。

🔍 粗利が低い=そもそも商売として厳しい構造の可能性も。


② 営業利益

売上総利益 − 販売費および一般管理費(人件費・家賃など) = 営業利益

本業でどれだけ稼げているかがわかる利益です。
毎月の固定費(人件費、家賃など)と粗利のバランスを見るのに重要です。

🔍 営業利益が赤字=本業での採算が取れていない可能性。


③ 経常利益

営業利益 ± 営業外収益・費用(利息や助成金など) = 経常利益

会社全体での「通常の活動」による利益です。
金融機関が重視する指標で、安定した経常利益があると、信用につながります。

🔍 銀行はこの数字を見て「貸しても大丈夫な会社か」を判断しています。


よくある疑問:
「黒字なのにお金がない」ってどういうこと?

損益計算書で黒字でも、実際の通帳残高が少ないことはよくあります。
その理由は、損益計算書は「現金の動き」とはズレがあるからです。

たとえば:

  • 売上があっても、入金は来月や再来月
  • 設備投資などの支出は、損益計算書に全額載らない
  • 借入金の返済は、損益計算書には出てこない

だからこそ、損益計算書だけを見て「儲かってる」と思い込むのは危険です。


まずは月1回、「3つの利益」を確認する習慣を

損益計算書は、完璧に読めなくても大丈夫。
まずは、毎月「売上総利益」「営業利益」「経常利益」の3つを見てみましょう。

これだけで、

  • 売上は増えてるけど粗利率が下がってないか?
  • 固定費が膨らんでないか?
  • 経常利益が安定しているか?

といった、経営の“変化”に早く気づくことができます。


税理士に任せきりでは危険です

税理士は「過去の数字をまとめるプロ」ですが、
お金が残るかどうかを考えるのは、経営者のあなたの役割です。

「何に気づき、どう判断し、どう行動するか」は、
損益計算書を“自分の言葉”で理解するところから始まります。


最後に:
数字が苦手でも、一歩踏み出せば経営は変わります

損益計算書を見て経営判断ができるようになると、
「今後の見通し」「費用のコントロール」「資金繰りの安定」につながります。

📌 難しいことは不要。「利益の構造を知る」だけで、経営者の視点は変わります。

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