損益計画表と資金繰り表の違いとは?創業者が必ず理解すべき「利益」と「現金」の関係

損益計画書と資金繰り表の違いを理解していますか?
こんにちは。
行政書士で、創業融資支援専門の財務コンサルタント、西澤です。
創業予定者の中には、「損益計画書と資金繰り表の違いがよく分からない」という方が少なくありません。
実はこの2つは、創業融資の審査において必ずセットで求められる最重要書類です。
しかし、内容の意味を理解しないまま作成すると、
計画が実態と合わず、融資が通らなかったり、創業後の資金ショートを招く可能性があります。
損益計画書とは?
損益計画書は、事業の収益性(儲かるかどうか)を示す計画書です。
損益計画書でわかること
- 売上見込み(売上計画)
- 変動費・固定費
- 経常利益・営業利益など
- 黒字になるまでのタイミング
特徴
- 利益ベースで考える(売掛金も売上として計上)
- 支払いがまだでも経費として計上する場合がある(事務用品を翌月払いのカードで購入)
つまり、発生主義の考え方で作られるのが損益計画書です。
資金繰り表とは?
資金繰り表は、実際の現金の出入りを管理する計画書です。
資金繰り表でわかること
- 現金の入金日と金額
- 支払い日と金額
- 月末の現金残高
- 資金がいつ不足するかの予測
特徴
- 現金ベースで考える
- 事業の継続性(倒産リスク)を示す
- 融資実行日や返済額を具体的に反映する
損益計画書と資金繰り表の違いをまとめると
| 項目 | 損益計画書 | 資金繰り表 |
|---|---|---|
| 意味 | 事業が儲かるかを示す計画 | 会社にお金が残るかを示す計画 |
| 基準 | 発生主義 | 現金主義 |
| 目的 | 収益性を判断する | 資金ショートを防ぐ |
| 見られる点 | 黒字までの過程 | キャッシュ残高の推移 |
黒字なのに倒産する理由「黒字倒産」
損益計画書上は黒字でも、
入金より支払いが先に来ると、お金が足りなくなります。
例:
- 売上:100万円(入金は3か月後)
- 支払:今月現金で50万円必要
→ 損益は黒字でも、資金はマイナス
この状態が続くと支払えなくなり、黒字倒産となります。
創業者に資金繰り表が必須な理由
金融機関は、損益計画書よりも資金繰り表を重視します。
銀行が見るポイント
- 創業後3~6ヶ月間で資金不足が起きないか
- 追加融資や返済計画が現実的か
- 手元資金の残高推移
利益よりも**資金(キャッシュ)**を大切にする経営者こそ、生き残れます。
まとめ
損益計画書=儲かるかの計画
資金繰り表=会社を継続できるかの計画
数字は作るだけでは意味がありません。
理解して経営に活かすことが、成功する創業者の条件です。
創業融資のサポートできます
- 損益計画書・資金繰り表の作成支援
- 銀行が納得する事業計画書の作り方
- 融資面談対策
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- 創業計画書の作成支援
- 日本政策金融公庫などへの創業融資サポート
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創業融資は「最初の一歩」でつまずかないことが何より大切です。
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