年間計画が「毎月の繰り返し」になっていませんか?
~変化に対応できる経営計画で、資金繰りを安定させる~

こんにちは。
行政書士で、資金繰り改善の財務コンサルタント、西澤です。
経営者の方から、よくこんな相談を受けます。
「年間計画を立てても、毎月同じことの繰り返しで、結局計画倒れになってしまう」と。
実はこれ、多くの中小企業が陥りがちな落とし穴です。
年間計画が「毎月の繰り返し」になってしまうと、次の2つの大きな問題が発生します。
1.変化に対応できない
年間計画は、1年間の目標を達成するための道筋ですが、
世の中の変化は想像以上に速く、1年前に立てた計画がすぐに現実とズレることもあります。
例えば、新型コロナウイルスのような想定外の出来事や、
仕入価格の高騰・人材不足など、経営環境の変化は日常茶飯事です。
毎月同じ目標・同じ行動を繰り返すだけの年間計画では、
このような変化に柔軟に対応することができず、結果的に資金繰り悪化のリスクも高まります。
2.モチベーションが維持しにくい
もう一つの問題は「やる気が続かない」ことです。
年間を通して同じ内容を繰り返すだけでは、
成長実感や達成感を得にくく、スタッフのモチベーションも下がってしまいます。
例えば、ダイエットを毎月同じ方法で繰り返しても成果が出にくいように、
経営計画も工夫と検証のサイクルが必要です。
年間計画を「生きた計画」に変える2つのポイント
では、どうすれば年間計画を形骸化させずに運用できるのでしょうか?
ポイントは次の2つです。
(1)目標を細分化する
「年間売上1億円」という大きな目標を、
「四半期ごと」「月ごと」「週ごと」など、より細かい単位に分けます。
たとえば、
- 年間1億円 → 四半期で2,500万円 → 月間約830万円
と分解すれば、進捗の確認もしやすくなり、達成感も積み上がります。
細分化することで、経営者のモチベーション維持にもつながります。
(2)変化に対応できる仕組みを作る
年間計画は、一度立てたら終わりではありません。
定期的に「現状と計画のズレ」をチェックし、
必要に応じて軌道修正できる仕組みを取り入れることが大切です。
例えば、
- 毎月の資金繰り表を更新し、将来の資金不足を早めに察知
- 売上・利益の推移をグラフ化し、傾向を分析
といった見える化の仕組みが有効です。
「計画なき行動は失敗への計画である。」
― ベンジャミン・フランクリン
計画は作ることよりも、使い続けることが大切です。
変化に対応し、数字をもとに経営判断を下せる年間計画こそ、真の経営ツールです。
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