創業融資を受けるために!年次損益計画書の書き方完全ガイド
年次損益計画書の書き方完全ガイド
~月次損益計画との連携で融資獲得率UP!~
なぜ年次損益計画書が重要なのか?
創業融資を受けるためには、銀行や金融機関に対して、あなたの事業が安定して収益を上げられることを証明する必要があります。
その際に、最も重要なのが「年次損益計画書」です。
年次損益計画書は、あなたの事業が今後1年間でどれくらいの売上を上げ、どれくらいの利益を出すのかを数値で示す計画書です。
金融機関は、この計画書を見て、あなたの事業の将来性や返済能力を判断します。
年次損益計画書と月次損益計画の関係性
年次損益計画書は、単に将来の数字を羅列したものではありません。
月次損益計画という、より詳細な計画と密接な関係があります。
月次損益計画は、1ヶ月ごとの売上や経費を予測する計画です。
この月次データを積み上げていくことで、より正確な年次損益計画を作成することができます。
月次損益計画を作成するメリット
- 事業の状況を細かく把握できる:
月ごとの売上や経費を把握することで、事業の現状を正確に把握し、問題点を早期に発見できます。 - 計画の精度向上:
月次データに基づいて年次計画を作成することで、より現実的で精度の高い計画を立てることができます。 - 金融機関への信頼度向上:
月次データがあることで、あなたの計画が根拠に基づいたものであることを金融機関にアピールできます。
年次損益計画書の書き方
年次損益計画書を作成する際は、以下の項目を具体的に記載しましょう。
- 売上高:
商品やサービスごとの売上高を予測します。 - 売上原価:
商品の仕入れ値や製造原価を予測します。 - 販売費及び一般管理費:
広告費、賃料、人件費など、売上を上げるために必要な費用を予測します。 - 営業利益:
売上高から売上原価と販売費及び一般管理費を引いた金額です。 - 経常利益:
営業利益に営業外収益から営業外費用を引いた金額です。 - 当期純利益:
経常利益に特別利益から特別損失を引いた金額です。
年次損益計画書を作成する際の注意点
- 楽観的な予測は禁物:
現実的な数字に基づいて計画を立てましょう。 - 具体的な根拠を示す:
各項目の予測根拠を具体的に説明しましょう。 - 見直しを行う:
事業予測状況の変化に合わせて、計画を見直すことが重要です。
年次損益計画書で融資獲得率UP!
金融機関は、あなたの事業計画が具体的に数値化され、根拠に基づいていることを重視します。
正確な年次損益計画書を作成することで、金融機関にあなたの事業の将来性と返済能力をアピールし、融資獲得の可能性を高めることができます。
まとめ
年次損益計画書は、創業融資を受ける上で非常に重要な書類です。
月次損益計画と連携し、具体的な数値に基づいた計画を作成することで、金融機関からの信頼を得ることができます。
ご自身で作成するのが難しい場合は、お気軽にご相談ください。
行政書士西澤事務所では、創業融資に関するご相談を承っております。
- 事業計画書の作成支援
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この記事が、あなたの創業の第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。